<Today's news>
1. 確認死者数が千人突破 新型インフルでWHO集計
2. 総医療費の増額、医療従事者の増員が最大の争点
3. 日本発抗癌剤「ミリプラチン」が登場へ
4. ネクサバール®錠200mgを安全にお使いいただくために
おまけ. インフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果
確認死者数が千人突破 新型インフルでWHO集計
2009年8月5日 提供:共同通信社 ※m3.com閲覧には会員登録が必要です
[要約&コメント]
世界保健機関(WHO)が4日発表した7月31日現在の新型インフルエンザの感染状況によると、感染が確認された人の総数は海外領土などを含めた168カ国・地域で16万2380人、このうち死者が1154人とWHO集計ベースで初めて千人を超えた。
夏にも関わらず感染者が増え続けていることから、秋や冬のさらなる感染拡大が予想されるであろう。新型のみにかかわらず、一般的なインフルエンザにも備えて高齢者に対する予防注射を徹底してほしい。
総医療費の増額、医療従事者の増員が最大の争点◆Vol.3
2009年8月5日-m3.com 上昌広 ※m3.com閲覧には会員登録が必要です
[要約&コメント]
両党のホームページを見れば、民主党は自民党よりもはるかに医療にウエイトを置いていることがわかる。また、民主党は、マニフェストの冒頭で、予算・工程表、さらに財源を説明しているが、自民党は、これらに関して情報を提供していない。
民主党の説明は一応、辻褄は合っている。しかしながら、政権担当経験のない民主党の実行力に、多くの国民が疑問を持っていることは否定できない。
両党のマニュフェスト内容の比較は、衆議院議員選挙において重要な内容として議論されているが、この記事でも詳細に意見が記載されている。気になるトピックが含まれていればぜひ読んでみていただきたい。
【総医療費】【地域医療対策】【開業医への対応】【医師不足問題】【医療事故】【新型インフルエンザ対策】
日本発抗癌剤「ミリプラチン」が登場へ
2009年8月4日 (火)-薬事日報
[要約]
肝細胞癌治療薬「ミリプラ動注用70mg」(一般名:ミリプラチン水和物、大日本住友製薬が製造販売)の承認を審議し、了承した。承認されれば日本発の抗癌剤となる。 「ミリプラ動注用」は、腫瘍血管に沈着する造影剤に抗癌剤を混ぜ合わせ、肝動脈に注入する「リピオドリゼーション」という方法で用いる。 造影剤で腫瘍の血流を阻害し、栄養動脈を閉塞することにより、抗癌剤による抗腫瘍効果を向上させる。類薬に、アステラス製薬の「スマンクス肝動注用」がある。
ネクサバール®錠200mg(一般名:ソラフェニブトシル酸塩製剤)肝細胞癌領域で安全にお使いいただくために
2009年8月5日-ケアネット.com ※ケアネット.com閲覧には会員登録が必要です
[要約&コメント]
ネクサバール®は進行性肝細胞癌に対し、腫瘍の増殖と血管新生の両方を抑えることにより生存期間を延長したはじめての経口薬です。本剤は適応追加にあたり、肝細胞癌患者を対象とした全例調査の実施が義務付けられております。本コンテンツでは、全例調査ならびに本剤の適正使用・安全使用のために必要な情報をご紹介しています。
ネクサバール錠の服用には、医師からの説明が必要であり、薬局で薬を渡す際「服用ダイアリー」を持っているかどうかの確認が必要になります。もし持っていない場合は、「服用ハンドブック」を用いて指導を行い、処方確認センターへの連絡が義務付けられています。
詳細を確認したい場合は、上記のページへ飛んでコンテンツを視聴してみてください。
おまけ...カテキン,インフルエンザ
インフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果 2009年7月31日10時59分-asahi.com
[要約&コメント]
緑茶に含まれるカテキンを加工してインフルエンザ治療薬に応用する技術を、大阪大学と横浜市衛生研究所の共同チームが開発した。季節性インフルエンザや鳥インフルエンザで効果が確認された。治療薬タミフルよりも約100倍、感染を抑える効果があるという。感染を防ぐ作用もあるため、鼻やのどに噴霧する予防薬への応用も期待できるという。
カテキンの効果はもうすでに皆さんご存じのことと思うが、現在新型インフルエンザの流行が騒がれている時期でもあるため、期待大の内容である。これらカテキンの製品化がどこまで実現できるかは定かではないが、見守っていきたい内容である。
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