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1. 雇用創出は医療・介護重点に…政府がニューディール計画
おまけ. 日本の医療の根幹が崩壊-2008年重大ニュース(5)「進む療養病床削減」
雇用創出は医療・介護重点に…政府がニューディール計画
2009年1月1日-m3.com 提供:読売新聞
[要約&コメント]
雇用情勢の急激な悪化に対応して政府が策定する「雇用ニューディール(新規まき直し)計画」(仮称)の全容が31日、明らかになった。人手不足が指摘される医療・介護分野の資格取得を支援するなど職業別に雇用創出を図る。失業の急増が問題化している非正規雇用者については、職業訓練にかかる費用の給付と訓練期間中の生活資金支援の拡充に取り組み、労働条件などを巡る権利を守るための法制度の見直しを検討する。
「雇用ニューディール計画」の骨子
〈1〉医療、介護、農業など職種別に雇用創出計画を策定
〈2〉リストラに伴う失業者の再就職を助ける「雇用再生集中支援事業」を再開
〈3〉林業就業を促す「緑の雇用」事業を再開・拡充し、国や自治体、関係機関も臨時雇用の場を提供
〈4〉非正規雇用者の権利保護法制を検討
〈5〉育児休業者への所得補償を段階的に引き上げ、世界最高水準の育児休業制度を目指す
〈6〉起業後の法人税軽減や家庭菜園への農地貸与で高齢者を支援
その手があったか...医療者の不足がうたわれていたが、このことに気付かない私はかなり疎いのかもしれない。ただし、医療従事者の場合、資格の取得が一つの壁となるだろう。資格取得までの期間と費用をどのような方法でカバーしていくのか。
おまけ...療養病床
日本の医療の根幹が崩壊-2008年重大ニュース(5)「進む療養病床削減」
2008/12/29 10:00-キャリアブレイン
[要約&コメント] 2008年は、療養病床*の削減を進めようとする国と、存続を求める自治体や現場との攻防が繰り広げられた年だった。自治体や現場からは「高齢者の行き場がなくなる」と、療養病床の存続を求める声がやむことはない。年々増え続ける医療費の削減か、手厚いケアの確保か―。先行きは全く不透明だ。 療養病床の削減計画は、06年の小泉政権下で打ち出された医療制度改革の柱の一つだという。
*療養病床には、医療保険適用の医療型療養病床と、介護保険適用の介護型療養病床の2種類がある。両者は報酬体系は異なるものの、慢性期医療を必要とする患者を受け入れており、実際に提供しているサービスに大きな違いはない。
このまま療養病床が減少した末の、高齢者の行き場所は?医療費の削減は大いにかまわないが、国民の健康と安全が保障されない未来を創造するための医療費の削減には、どんな未来が待っているのだろう。医療費の削減では、できるだけ政府の方針を後押ししたい一方、やり方には現場を見ていただきたいという気持ちも強くなるのは私だけだろうか。
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