2009/01/27

Saya's 薬学ニュース vol.66-グリベンクラミドの複数規格を重複服用してしまったら/感染症予防には手洗いが一番/抗HIV薬2品目の薬価収載を了承/医療機関向け総合予約システム「i-CALL(アイコール)」

<Today's news>
1. グリベンクラミドの複数規格を重複服用してしまった患者
2. 感染症予防には手洗いが一番-健康を維持する秘訣
3. 抗HIV薬2品目の薬価収載を了承-中医協総会

おまけ. 「いつでも・どこでも・簡単予約」医療機関向け総合予約システム「i-CALL(アイコール)」

グリベンクラミドの複数規格を重複服用してしまった患者
2009. 1. 14-日経DIオンライン

[要約&コメント]
ダムゼール錠1.25 mg(一般名:グリベンクラミド)を服用している患者で、入院前に1.25mg錠×2T、入院後は2.5mg錠×1Tを服用している。一方化の薬なので剤形が変更になった事に気付かず、グリベンクラミドが処方されていない、と勘違いをして入院前に処方されていた1.25mg錠×2Tを勝手に服用していたという。実質、合計で倍量5mg(2.5mg+{1.25mg×2})服用していたことになる。入院中に低血糖を起こし、グリベンクラミドが一時中止されたこともあったという。
幸いにも当該患者に低血糖など有害事象は起きていなかったが、入院時同様起こりうる可能性は高かった。剤形による外観の違いなどについては、勘違いを起こしやすいことを予測して服薬指導を行うこと(特に高齢者)、そして残薬の有無とその保管状況のチェックも忘れずに行うことが重要である。

この手の勘違いは、現場で働いていてもちらほら見かけるものであった。そのことから、薬歴から、薬の変更などがないかいつもチェックし、患者への口頭での確認も怠らないようにしてきたつもりだが、忙しくなるとその対応も疎かになりがちである。今回の件では特に有害事象が起きなかったことが幸いだが、今後の投薬活動で再度重要性を意識していくべきであろう。

感染症予防には手洗いが一番-健康を維持する秘訣
2009/01/14-ケアネット.com 提供:HealthDayNews

[要約&コメント]
医師も認める健康を保つ秘訣は手洗いである。専門家によると、手に微生物を付着させないことで、インフルエンザや風邪、その他の感染症を最も簡単かつ有効に予防できるという。
石鹸(せっけん)と水による基本的な手洗いでは、石鹸が洗い流されないように、最初に湯で手を湿らせてから石鹸を使うことが重要であり、その後15~30秒以上かけて手と指の表面を満遍なく強くこすり洗う。微生物の伝播(でんぱ)の確実な予防法としてアルコールを用いた消毒用ジェルの使用を勧めている。
最も原始的な方法であるが、それが最も効果的であるという。昔からの知恵はやはり大きな意味がを持っている。しかし、いくら手洗いうがいをしたからと言って、その方法を確実に行わなければ成果は得られない。上記の内容を参考にして、患者さんにもアドバイスしてみてはいかがでしょうか。

抗HIV薬2品目の薬価収載を了承-中医協総会
2009/01/14 22:30   キャリアブレイン

[要約&コメント]
HIVの細胞内への侵入を阻害する抗ウイルス剤「シーエルセントリ錠150mg」(ファイザー)と、「インテレンス錠100mg」(ヤンセンファーマ)の内用薬2成分2品目を新たに薬価収載に収載されることが認められた。
シーエルセントリ錠150mg(ファイザー)は、細胞内でのウイルス増殖を抑制する既存薬が効かない患者にも、効果が期待できるという。
類似記事:抗HIV薬2成分、16日付で薬価収載(薬事日報)

次々と薬の承認が決まってきているHIV治療薬。
未だに日本にはHIVは不治の病であり、治療には莫大な費用がかかる、と思っている人は少なくない。感染が広がる前に、HIVの治療や知識啓蒙の必要性が高いように感じる。

おまけ...IT

「いつでも・どこでも・簡単予約」医療機関向け総合予約システム「i-CALL(アイコール)」がさらに使いやすく進化
2009年1月14日 15:23-Techinsight japan

[要約&コメント]
ネットで予約受付できて、待ち状況を確認できれば、ちょうどいい時間に病院へ行けば待たなくても良い。医療機関向け総合予約システムi-CALLは、利用者が電話、携帯電話、タッチパネル、パソコンから診療の予約受付を行い、自分の診察時間が近づくとメールと電話による「お知らせコール」が届く。利用者は、待ち時間が有効に使えるだけでなく、上記の問題点が改善されることで「待合室の混雑解消」や「受付での電話応対や患者対応の効率化」が実現し、それが「ゆとりのある診察」につながる。

病院のある日は丸一日潰れる…そう思っている患者さんも多いのでは?そんな不満を少しでも解消できる方法があるのであれば、試してみる価値があるのではないだろうか。

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