<Today's news>
1. 催眠鎮静剤ネットで大量販売、購入の19歳自殺図る
2. 北海道で薬局への不審なクレーム相次ぐ
催眠鎮静剤ネットで大量販売、購入の19歳自殺図る
2008年12月17日14時31分-読売新聞
[要訳&コメント]
依存性があり大量服用すると死亡する可能性もある市販の催眠鎮静剤を、国の通知に反して薬局がインターネットで一度に大量販売し、購入した未成年者が自殺を図ったケースがあることが17日、読売新聞の調べでわかった。自殺は未遂だったが重い後遺症が残った。
メーカーは、この薬を売る際には1人1箱を厳守し、頻繁に買おうとする客には販売を控えるよう求める注意文書を販売店に配布していた。
今回の事件は自殺未遂に終わったとはいっても、後遺症として両足に障害が残る結果となってしまった。ネット販売に関しては熱い議論が繰り広げられているが、この事件がネット販売初の被害事例として、議論に大きな影響を与える可能性は高い。これらの現状を、いかに改善できるかが、今後のネット販売において大きなカギを握っているのではないだろうか。
北海道で薬局への不審なクレーム相次ぐ
2008. 11. 28-日経DI
[要訳&コメント]
医療用の非処方せん薬の零売を巡り薬局への不審なクレーム事例が相次いでいるとして、北海道薬剤師会はこのほど、会員薬局に注意を喚起する文書をファクスで配布した。
クレーム事例の内容は、以下のようなもの。まず女性が来局してメフェナム酸(商品名:ポンタールほか)を購入するが、旅行中で時間がないという理由から服薬指導や情報提供を受けずに薬局を去る。そして翌日以降、妊婦が服用してはいけない薬なのに情報提供がなかったと電話でクレームを付け、場合によっては金品を要求する。その際、連絡先を明らかにせず、電話口で男女が入れ替わって話をするのが特徴だという。
被害にあった薬局の二の舞を踏まないように、ということで紹介した記事。オレオレに引き続き今度は薬が標的になっているのがわかる。詐欺の方法なども紹介しているので、他県の人たちでも防止できるよう、広く伝えていきたい。
1 件のコメント:
少し話がずれてしまうのですが、
睡眠薬などの向精神薬を名指しで要求する患者さんが増えています。
万一、転売や、知人などに譲渡されては、と心配です。
そのような場合は、どのような法律で規制されるのでしょうか?
また、医療機関も責任を負う場合があるのでしょうか?
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