A happy new year!! 明けましておめでとうございます。
ここカナダでも、16時間遅れて年を越しました。日本の厳かな正月とは違い、花火が上がったり、大晦日パーティに参加するとダンスをしながらカウントダウン…と別世界のようですね。今年も皆様にとって実りある一年になりますように。薬学のさらなる発展も祈りつつ…
<Today's news>
1. 健康食品に医薬品成分
2. 武田、肥満症治療薬の臨床第3相試験を日本で開始
3. 医薬品の通販、規制強化は是か非か?
4. 蛋白尿について
おまけ. 無保険救済法が成立 中学以下の受診控え解消 与野党、短期証を交付
健康食品に医薬品成分
2008年12月19日-m3.com 提供:共同通信社 ※m3.com閲覧には会員登録が必要です
[要約&コメント]
福岡市内の業者「イノーバ ジャパン インク」がインターネットで強壮用健康食品として販売している「サプ・ライズ」から、性的不能治療薬バイアグラと同じ医薬品成分「シルデナフィル」を検出したと発表した。福岡県は同日、販売中止と回収を同社に指導した。現在までに健康被害の訴えはないという。
「サプ・ライズ」を検索してみたところ、サイトが見つかった。そのサイトでは、「年代に関係なくバイアグラやレビトラと同等(もしくは以上)の効果。しかも動悸等の副作用は感じません。」同じ成分が入っていれば、同等の効果が得られて当り前ですね。
このような薬は、これに限定することなく、出回っているのかもしれません。健康食品の場合は効果についてうたってはならないはずなのに…ネット販売においては、規制が追い付いておらず、やはり危険な情報が出回っていますね。
武田、肥満症治療薬の臨床第3相試験を日本で開始
2008年 12月 22日 17:23-ロイター
[要約&コメント]
武田薬品工業は、日本で肥満症治療薬「ATL─962」の臨床第3相試験を開始したと発表した。脂肪の分解酵素の働きを阻害することで、食事からの脂肪の吸収を抑え、体重を減少させる効果が期待されている。
肥満薬の販売により、生活習慣病の最大の原因となっている肥満の率を減少させることができるだろうか…現在保険適応の肥満症治療薬としては、サノレックス(一般名:マジンドール)*が販売されているが、これはあくまで食欲中枢に働きかけて食欲を低下させるものなので、食事制限や運動療法などの併用が必要である。
*肥満症治療薬
商品名:サノレックス
一般名:マジンドール
規格:0.5mg
効能:あらかじめ適用した食事療法及び運動療法の効果が不十分な高度肥満症(肥満度が+70%以上又はBMIが35以上)における食事療法及び運動療法の補助。
副作用:口の渇き、吐き気、便秘、不眠、頭痛、動悸など、依存に注意。
医薬品の通販、規制強化は是か非か?
2008/12/22 22:26-キャリアブレイン
[要約]
一般用医薬品のインターネットを含む通信販売の規制をめぐって、政府の規制改革会議(議長=草刈隆郎・日本郵船会長)と厚生労働省の間で激論が続いている。同会議の委員から「ネット販売は対面販売と比べてなぜ安全性が劣るのか、きちんとエビデンスを出してほしい」との問いに対し、厚労省は『エビデンスはないが、インターネットの方が、安全性が劣っている。(規制強化のための)省令は出す』という回答している。
「国内だけ(医薬品販売の)規制を厳しくして、外国からもっとひどいもの(薬)が入って来ては元も子もない。その点も考えていかなければならない」、「厚労省の省令はまだ出ていないが、省令は行政命令にすぎず、法律の範囲内でなければならない。法の範囲を超えて人の権利・義務を制限することはできない。(省令が)違法性があるものであれば、取り消される可能性も高い」との意見を述べている。
蛋白尿について
2008年12月22日-毎日新聞
[要約]
質問内容:検診で蛋白尿が出ました。特に体調が悪いわけではないのですが、精密検査を受けるように言われました。どういう病気のときに尿に蛋白が出るのでしょうか。また、体調に異常がなくても精密検査を受けるべきなのでしょうか?(50歳、男性)
蛋白尿はどの年齢でも出ますが、しかしそれぞれの年代によって若干蛋白尿のもつ意味が異なってきます。まず10歳代、20歳代くらいまでに検診で見つかる蛋白尿は、国内の場合は、IgA腎症という病気が考えられます。一方、それが30歳代、40歳代あるいは、50歳代で蛋白尿が出てきたばあい、膜性腎症、あるいは2次性の疾患に伴う蛋白尿です。膠原病、肝炎、高血圧、腎硬化症、糖尿病によっても出てきます。
一般的に蛋白尿は激しい運動をしたり、熱があったり、風邪の後では、正常の人でも出る場合があります。したがって検診の時にたまたまそのような状態であると正常の人でも蛋白尿が陽性となります。そこで、蛋白尿が出た場合には、第1段階としてもう一度尿検査をして、本当に蛋白尿が出るのか、さらに潜血反応や、沈渣を見ることによって円柱細胞があるかないかを調べます。
無保険救済法が成立 中学以下の受診控え解消 与野党、短期証を交付
2008年12月19日-m3.com 提供:共同通信社 ※m3.com閲覧には会員登録が必要です
[要約&コメント]
親などが国民健康保険の保険料(税)を滞納して「無保険」状態になっている子どもを救済する改正国民健康保険法が、19日の参院本会議で全会一致により可決、成立した。親などが保険料を滞納していても、中学生以下の子どもには短期保険証を一律に交付。全国で約3万3000人いるとされる中学生以下の無保険の子どもが、病院の受診を控えなくてもよくなる。
短期証は有効期間が6カ月。期限を短くして、短期証を更新する際に親などと接触する機会を増やし、市町村が滞納保険料の納付をあらためて促す狙いだ。
保険料の滞納者が年々増え、病気をしても病院へ行けない子供たちが増えているという。子供たちに罪はない、対応している親の責任である。そんな子供たちを救済する法律が成立され、正直安心した。喘息やインフルエンザなど、早期及び継続治療が必要な子どもたちは実際に多い。高校生らへの適用を求める声も上がっているが、義務教育までという部分で線引きをしているとのことだ。
2009/01/02
2008/12/04
Saya's 薬学ニュース vol.22-薬剤溶出ステントで生じる問題を回避できる新タイプのステント/肥満児の動脈は中年並みに老化している/自殺に使われた「ムトウハップ」製造中止
高脂血症関連のニュースが続きます。今日は生涯学習研修の通信教育で高脂血症をおさらいしたばかりなので、情報がとても身近に感じます。月経後の女性においては、LDLの値が急増し、平均値自体が既に抗コレステロールの値をオーバーしていて、2人に1人が高脂血症であるという事実には驚かされた。どのくらいの人がこの事実について知っているのだろう。
薬剤溶出ステントで生じる問題を回避できる新タイプのステント
2008/11/25-Dr 赤ひげ.com
[要訳&コメント]
新世代型のステント*によって、従来の薬剤溶出ステント(DES)にみられた遅発性の問題を回避できる可能性のあることが2つの研究で示された。
ステンとの第一世代:ベアメタルステントは、再狭窄を生じることが多かった。
第二世代の薬剤ステントは、遅発性ステント血栓症などの問題がみられた。
今回の新しいステントは第三世代で、「内皮前駆細胞(EPC)捕捉ステント」と呼ばれるもの。動脈壁内側の内皮前駆細胞がステントを覆うことを促す抗体でコーティングされており、治癒の速度を上げ、動脈を長期間開通させておくことができるという。
*ステント:狭窄した動脈を再開通させる血管形成術に利用される器具
動脈硬化などの治療に用いられるステント。副作用が軽減されたことが大きな進歩である。ステントの利用ということは、動脈硬化も進行し、薬での効果だけでは不十分という意味であるため、最終手段のような治療の進化は大きな意味を持つ。
肥満児の動脈は中年並みに老化している
2008/11/25-Dr 赤ひげ.com
[要訳&コメント]
肥満児の動脈は、実際の年齢よりも30歳以上老化していることが新しい研究で示された。(被験者は平均13歳で、ほとんどが白人であり、約半数が男児)肥満児および血液中のトリグリセリド(中性脂肪)濃度が高い小児ほど血管年齢が高い傾向があったという。
蔓延する肥満の問題を解消するには、出生前に両親を教育することから始める必要があると指摘している。「若い親の多くは子どもの栄養所要量について理解しておらず、カロリーの摂取量と消費量のバランスが取れていない。
実年齢よりも30歳以上老化している…ということは、例えば1歳の子であっても、血管年齢では私は優に抜かれてしまうということ…(究極な例だが)その子たちが私と同じ年齢になったら?!そう考えると怖い事実である。
海外に住んでいると感じるが、食べる量が尋常ではない。メニューを見てもこれを毎日食べれば、あれだけ大きなお尻になってしまうことも納得である。米や加の薬剤師は、薬剤師としての職能において高い信頼を得ているが、生活習慣病の予防や未病に関しては機能していないように感じた。親の教育ももちろんだが、義務教育での保健と栄養の教育も、食生活の見直しを考えさせるほどのものをしていくべきなのではないだろうか。
自殺に使われた「ムトウハップ」製造中止 「やめないで」存続望む声続々
2008/11/26-J-Cast ニュース
[要訳&コメント]
「硫化水素ガス」自殺の原料に使われた入浴剤の製造が中止されたことが明らかになったが、製造元には700人以上の愛用者から「やめないでほしい」という声が寄せられている。
入浴剤と洗浄剤を混ぜ合わせて「硫化水素ガス」を発生させ、これを吸って自殺に用いられたことから、製造を中止させられた「ムトウハップ」は、イオウなどを含む医薬品の入浴剤で、疲労改善、アトピーや皮膚病にも効果があるといわれ80年前から長い間利用されてきた。ある有名な温泉旅館も、温泉と偽って利用していたほど効果の高いものと考えられていたのであろう。
販売自粛要請により8割近くの薬局やドラッグストアが販売を停止させ、2ヶ月後に自粛要請が解除になった後でも、販売を再開させる薬局等は少なく、社員の退職を余儀なくされている状態である。
毒ガス自殺に使われる商品を取り除くということは、安全性の観点から一見正しい判断ともとれるが、それにより被害を被る人たちも多いということを考えさせられる。これは、報道により毒ガス(硫化水素)の作り方までも詳しい記載をしたために、それに続いて自殺が増えたという事実も見過ごしてはならない。過剰な報道は時として混乱を招き、新たな害を生んでしまうことも確かである。いくら良い商品、とはいっても安全上この商品を販売し続けることはできないし、愛用していた人たちには残念だが何かこれに代わる商品開発に励んでのしいものである。
薬剤溶出ステントで生じる問題を回避できる新タイプのステント
2008/11/25-Dr 赤ひげ.com
[要訳&コメント]
新世代型のステント*によって、従来の薬剤溶出ステント(DES)にみられた遅発性の問題を回避できる可能性のあることが2つの研究で示された。
ステンとの第一世代:ベアメタルステントは、再狭窄を生じることが多かった。
第二世代の薬剤ステントは、遅発性ステント血栓症などの問題がみられた。
今回の新しいステントは第三世代で、「内皮前駆細胞(EPC)捕捉ステント」と呼ばれるもの。動脈壁内側の内皮前駆細胞がステントを覆うことを促す抗体でコーティングされており、治癒の速度を上げ、動脈を長期間開通させておくことができるという。
*ステント:狭窄した動脈を再開通させる血管形成術に利用される器具
動脈硬化などの治療に用いられるステント。副作用が軽減されたことが大きな進歩である。ステントの利用ということは、動脈硬化も進行し、薬での効果だけでは不十分という意味であるため、最終手段のような治療の進化は大きな意味を持つ。
肥満児の動脈は中年並みに老化している
2008/11/25-Dr 赤ひげ.com
[要訳&コメント]
肥満児の動脈は、実際の年齢よりも30歳以上老化していることが新しい研究で示された。(被験者は平均13歳で、ほとんどが白人であり、約半数が男児)肥満児および血液中のトリグリセリド(中性脂肪)濃度が高い小児ほど血管年齢が高い傾向があったという。
蔓延する肥満の問題を解消するには、出生前に両親を教育することから始める必要があると指摘している。「若い親の多くは子どもの栄養所要量について理解しておらず、カロリーの摂取量と消費量のバランスが取れていない。
実年齢よりも30歳以上老化している…ということは、例えば1歳の子であっても、血管年齢では私は優に抜かれてしまうということ…(究極な例だが)その子たちが私と同じ年齢になったら?!そう考えると怖い事実である。
海外に住んでいると感じるが、食べる量が尋常ではない。メニューを見てもこれを毎日食べれば、あれだけ大きなお尻になってしまうことも納得である。米や加の薬剤師は、薬剤師としての職能において高い信頼を得ているが、生活習慣病の予防や未病に関しては機能していないように感じた。親の教育ももちろんだが、義務教育での保健と栄養の教育も、食生活の見直しを考えさせるほどのものをしていくべきなのではないだろうか。
自殺に使われた「ムトウハップ」製造中止 「やめないで」存続望む声続々
2008/11/26-J-Cast ニュース
[要訳&コメント]
「硫化水素ガス」自殺の原料に使われた入浴剤の製造が中止されたことが明らかになったが、製造元には700人以上の愛用者から「やめないでほしい」という声が寄せられている。
入浴剤と洗浄剤を混ぜ合わせて「硫化水素ガス」を発生させ、これを吸って自殺に用いられたことから、製造を中止させられた「ムトウハップ」は、イオウなどを含む医薬品の入浴剤で、疲労改善、アトピーや皮膚病にも効果があるといわれ80年前から長い間利用されてきた。ある有名な温泉旅館も、温泉と偽って利用していたほど効果の高いものと考えられていたのであろう。
販売自粛要請により8割近くの薬局やドラッグストアが販売を停止させ、2ヶ月後に自粛要請が解除になった後でも、販売を再開させる薬局等は少なく、社員の退職を余儀なくされている状態である。
毒ガス自殺に使われる商品を取り除くということは、安全性の観点から一見正しい判断ともとれるが、それにより被害を被る人たちも多いということを考えさせられる。これは、報道により毒ガス(硫化水素)の作り方までも詳しい記載をしたために、それに続いて自殺が増えたという事実も見過ごしてはならない。過剰な報道は時として混乱を招き、新たな害を生んでしまうことも確かである。いくら良い商品、とはいっても安全上この商品を販売し続けることはできないし、愛用していた人たちには残念だが何かこれに代わる商品開発に励んでのしいものである。
2008/11/07
Saya's 薬学ニュース vol.4-大日本住友製薬と大阪大学、精神神経創薬コンソーシアムを設立/アルツハイマー病などの治療薬開発に期待/仏サノフィの抗肥満薬、EUで販売中止へ
今日のニュースでは、大阪梅田で起きたひき逃げ犯の新たな事件裏が見えてきましたね。飲酒運転に関しては予想できましたが、まさか保険金詐欺事件の執行猶予中だったとは…さらに、シートベルト非着用や速度超過、酒気帯び運転などの交通違反を重ねて、1年間の免許取り消し処分を受けていた上に、懲りずに無免許で飲酒運転を続ける…この事件が起きる前になんとか食い止められなかったものなのか。
事件は起こってから気づき反省するというのは、被害者にとっては何とも皮肉な話ですね。このような最悪な事件が二度と起こらないようにするためにも、今回の反省から無免許運転者や飲酒運転者に対する検挙方法が考案されるとよいのですが。
悲しいニュースが続きますが、気持ちを新たに薬学のニュースに関してみていきたいと思います。
大日本住友製薬と大阪大学、精神神経創薬コンソーシアムを設立
2008/10/24-IP NEXT ニュース
大日本住友製薬は23日、大阪大学大学院医学系研究科と薬学研究科の計5講座とともに「精神神経創薬コンソーシアム(NDDC)」を11月に設立すると発表した。統合失調症やうつ病などの精神疾患について遺伝子・分子レベルで研究し、新規創薬標的を見出していく。 ...
[要訳とコメント]
大日本住友製薬は、大阪大学大学院医学系研究科と協同で、統合失調症やうつ病などの精神疾患について遺伝子・分子レベルで研究し、新規創薬標的を見出していく旨を発表した。
大学と製薬企業が共同研究を行う話は前にも聞いたことがありますが、非営利による研究を行う大学と研究費を出せる企業とが組むのは個人的には良いと動きであると思います。大学内には優秀な研究者がたくさんいる訳であるし、研究費の獲得が難しい大学にとっては研究の幅も広がり社会に還元できる良い機会、と考えるのですがいかがなものでしょうか?
アルツハイマー病などの治療薬開発に期待
2008/10/24 21:56-キャリアブレイン
「S100B」は、アルツハイマー病やてんかんなど神経疾患患者の脳脊髄液で濃度が高く、理研では、「今回の研究が、神経疾患の予防や治療薬の開発に寄与できる」としている。成果は、米国の科学雑誌「The Journal of Neuroscience」に掲載された。 「グリア細胞」は、人間の ...
[要訳とコメント]
理化学研究所脳科学研究センターと金沢大大学院医学系研究科の研究グループが、ニューロン(神経回路)と共に脳を構成している「グリア細胞」の中で最も数が多い「アストロサイト」が、神経活動の強化に伴って「S100B」というタンパク質を分泌し、神経活動を調節していることを発見した。「S100B」は、アルツハイマー病やてんかんなど神経疾患患者の脳脊髄液で濃度が高く、理研では、「今回の研究が、神経疾患の予防や治療薬の開発に寄与できる」としている。
アルツハイマー病は、今のところ進行を止める薬しか存在せず、治す薬の開発が期待されています。その大きな一歩を踏み出したのではないでしょうか。また、この詳細が解明されれば、ボケにくい体を作る予防策も新たに分かってくるかもしれないので、今後に期待したいですね。
仏サノフィの抗肥満薬、EUで販売中止へ
2008年10月26日 19:53 発信地:パリ/フランス-AFPBB News
パリで撮影された、仏製薬大手サノフィ・アベンティス(Sanofi-Aventis)の抗肥満薬「アコンプリア(Acomplia)」(2008年10月23日撮影)。(c)AFP/ERIC PIERMONT 【10月26日 AFP】仏製薬大手サノフィ・アベンティス(Sanofi-Aventis)は23日、同社の抗肥満 ...
[要訳とコメント]
サノフィ・アベンティスは抗肥満薬「アコンプリア(Acomplia)」の欧州連合(EU)域内での販売を一時中止したと発表した。米国では、うつ病の病歴がない肥満患者に、自殺願望や自殺行為を引き起こすリスクを増加させるとして、同医薬品の販売を見送っていたが、EUでは2006年から販売が許可されていた。
ダイエット経験者には手に入れたい一品だが、利点も大きい分リスクも大きいようである。"肥満は万病のもと"と言われていることもあり、肥満治療に対しては反対していないが、スリムになりたいという願望で薬を服用するのは十分に気をつけてもらいたい。このように国の厳しいチェックにより承認を経て販売開始された薬においても健康被害が出ている訳であるから、ネットで出回っているような"ダイエット薬"の危険性は十分想像でき得るものであろう。
See ya~
事件は起こってから気づき反省するというのは、被害者にとっては何とも皮肉な話ですね。このような最悪な事件が二度と起こらないようにするためにも、今回の反省から無免許運転者や飲酒運転者に対する検挙方法が考案されるとよいのですが。
悲しいニュースが続きますが、気持ちを新たに薬学のニュースに関してみていきたいと思います。
大日本住友製薬と大阪大学、精神神経創薬コンソーシアムを設立
2008/10/24-IP NEXT ニュース
大日本住友製薬は23日、大阪大学大学院医学系研究科と薬学研究科の計5講座とともに「精神神経創薬コンソーシアム(NDDC)」を11月に設立すると発表した。統合失調症やうつ病などの精神疾患について遺伝子・分子レベルで研究し、新規創薬標的を見出していく。 ...
[要訳とコメント]
大日本住友製薬は、大阪大学大学院医学系研究科と協同で、統合失調症やうつ病などの精神疾患について遺伝子・分子レベルで研究し、新規創薬標的を見出していく旨を発表した。
大学と製薬企業が共同研究を行う話は前にも聞いたことがありますが、非営利による研究を行う大学と研究費を出せる企業とが組むのは個人的には良いと動きであると思います。大学内には優秀な研究者がたくさんいる訳であるし、研究費の獲得が難しい大学にとっては研究の幅も広がり社会に還元できる良い機会、と考えるのですがいかがなものでしょうか?
アルツハイマー病などの治療薬開発に期待
2008/10/24 21:56-キャリアブレイン「S100B」は、アルツハイマー病やてんかんなど神経疾患患者の脳脊髄液で濃度が高く、理研では、「今回の研究が、神経疾患の予防や治療薬の開発に寄与できる」としている。成果は、米国の科学雑誌「The Journal of Neuroscience」に掲載された。 「グリア細胞」は、人間の ...
[要訳とコメント]
理化学研究所脳科学研究センターと金沢大大学院医学系研究科の研究グループが、ニューロン(神経回路)と共に脳を構成している「グリア細胞」の中で最も数が多い「アストロサイト」が、神経活動の強化に伴って「S100B」というタンパク質を分泌し、神経活動を調節していることを発見した。「S100B」は、アルツハイマー病やてんかんなど神経疾患患者の脳脊髄液で濃度が高く、理研では、「今回の研究が、神経疾患の予防や治療薬の開発に寄与できる」としている。
アルツハイマー病は、今のところ進行を止める薬しか存在せず、治す薬の開発が期待されています。その大きな一歩を踏み出したのではないでしょうか。また、この詳細が解明されれば、ボケにくい体を作る予防策も新たに分かってくるかもしれないので、今後に期待したいですね。
仏サノフィの抗肥満薬、EUで販売中止へ
2008年10月26日 19:53 発信地:パリ/フランス-AFPBB News
パリで撮影された、仏製薬大手サノフィ・アベンティス(Sanofi-Aventis)の抗肥満薬「アコンプリア(Acomplia)」(2008年10月23日撮影)。(c)AFP/ERIC PIERMONT 【10月26日 AFP】仏製薬大手サノフィ・アベンティス(Sanofi-Aventis)は23日、同社の抗肥満 ...
[要訳とコメント]
サノフィ・アベンティスは抗肥満薬「アコンプリア(Acomplia)」の欧州連合(EU)域内での販売を一時中止したと発表した。米国では、うつ病の病歴がない肥満患者に、自殺願望や自殺行為を引き起こすリスクを増加させるとして、同医薬品の販売を見送っていたが、EUでは2006年から販売が許可されていた。
ダイエット経験者には手に入れたい一品だが、利点も大きい分リスクも大きいようである。"肥満は万病のもと"と言われていることもあり、肥満治療に対しては反対していないが、スリムになりたいという願望で薬を服用するのは十分に気をつけてもらいたい。このように国の厳しいチェックにより承認を経て販売開始された薬においても健康被害が出ている訳であるから、ネットで出回っているような"ダイエット薬"の危険性は十分想像でき得るものであろう。
See ya~
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