<Today's news>
1. ジルテック錠3日間の飲み忘れ分を一気に服用した患者
2. 1回飲み切り型抗菌剤「ジスロマックSR」が発売
3. 日薬が薬剤師の生涯学習の指標を公表
4. 6月施行の改正薬事法で、薬局店頭が変わる
おまけ. 夜更かし幼児、遅れる発達…就寝夜10時以降で急増
ジルテック錠3日間の飲み忘れ分を一気に服用した患者
2009. 4. 8-日経メディカルオンライン
[要約&コメント]
薬剤師が患者の服薬状況を確認したところ、最近3日間は服用していないことがわかり、必ず1日1回夕食後に服用するよう注意を促した。すると、患者は会計時にドリンク剤を購入しジルテック錠(一般名:セチリジン塩酸塩)を一度にまとめて3錠(3日分)を服用していたという。患者としては飲み忘れの分を解消しようとしたのである。
薬剤師の一般的な認識として、飲み忘れたからと言って忘れた分を一度に飲む、という事はもちろん常識ではない。が、患者にとっては薬剤師にとっての非常識が常識としてとらえられているので注意が必要である。この記事はその一つと言える。まさかしないだろうが…と思いつつも服用忘れ時の対応に関してはきちんと伝えておく必要がありそうである。
しかし、ピルの場合は忘れた分を思い出した時にまとめて飲むものであるため、薬によりもちろんその対処法が違う事も把握しておかなければならない。
1回飲み切り型抗菌剤「ジスロマックSR」が発売
2009. 4. 8-日経DI
[要約&コメント]
ファイザーは4月6日、アジスロマイシン水和物の新剤形である「ジスロマックSR成人用ドライシロップ2g」*を発売した。1回だけの飲み切りタイプ(7日間効果が続く)であるため、服薬コンプライアンスが向上し、薬剤耐性菌の増加への歯止めが期待される。
マイクロスフェアと呼ばれる、粒子径数μm程度のポリマー製微小球を用いることで腸での溶解や苦味減を実現させた。食後に服用すると食事の影響を受けやすく、最高血中濃度(Cmax)が上昇(約2.2倍)し、下痢などの副作用が起こりやすくなるため、空腹時(食間それぞれ2時間ずつ空ける)に服用する。
*ジスロマックSR成人用ドライシロップ
一般名:アジスロマイシン
用法・用量:2g(力価)を用時水で懸濁し、空腹時に1回経口投与する
薬価:1瓶当たり2103円。
参考:ファイザー新発売のご案内(PDF)
Saya's 薬学ニュース vol.81-ジスロマックSR:1回の服用で効果が7日間持続で紹介した製剤がとうとう販売された。効果が7日間も維持されることから、服用の仕方の指導と副作用面で注意が必要である。
日薬が薬剤師の生涯学習の指標を公表
2009. 4. 10-日経DI
[要約&コメント]
日本薬剤師会は「薬剤師に求められるプロフェッショナルスタンダード(PS)*」を作成し、4月7日に日薬の会員向けページに公表した。
*プロフェッショナルスタンダード(PS)
薬剤師が生涯学習によって達成すべき能力を具体的に列挙したもの。(1)ヒューマニズム(2)医薬品の適正使用(3)地域住民の健康増進(4)リスクマネジメント(5)法律制度の遵守──の5領域からなる。
生涯教育を始めたばかりの時は、受講項目数が多いので正直どれから学んでいいのか分からないことがある。(自分の場合は順番に見ていっている感じであるが。)ガイドラインのような形で、ある程度何を学べばどの程度の能力に到達するか、という指標があると勉強する側としてもやりやすいのではないだろうか。
6月施行の改正薬事法で、薬局店頭が変わる
~新資格登録販売者はショートタイプの白衣着用~
09年4月10日-日経ヘルス
[要約&コメント]
6月からスタートの改正薬事法により「登録販売者」が誕生するが、この資格者はショートタイプの白衣を着用し、薬剤師はロングタイプの白衣を着るとの新たな業界基準が日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)*により発表された。
その他、医薬品の陳列もリスク別にすることが定められるが、そのモデル店舗もドラッグストアショーで公開された。第1類医薬品は一般消費者の手の届かない鍵付きのケース等に入れ、空箱陳列にするといった対応がとられることになる。
*日本チェーンドラッグストア協会:http://www.jacds.gr.jp/
とうとう間近となった薬事法の改正。薬の販売が行えるという新たな資格保有者の誕生と、第一類の対面販売義務化により、薬剤師の役割はどのようになっていくのか。患者に薬剤師に相談して良かったと思われるか、なぜ薬剤師を通さないといけないのか、と不満を言われるのか。薬局によっても大きく差が出そうであるが、薬剤師の処方薬に限らないOTC医薬品等のさらなるカウンセリング力が試されそうである。
おまけ…子供の成長
夜更かし幼児、遅れる発達…就寝夜10時以降で急増
2009/04/03-ケアネット.com ※ケアネット.com閲覧には会員登録が必要です
[要約&コメント]
平日夜10時以降に寝る幼児は、発達が遅れたり、アンバランスになったりする危険性が高いことが、久留米大学の松石豊次郎教授(小児神経科)らの調査で分かった。子供の睡眠と行動との関係はこれまでも指摘されているが、幼児期の発達との関連が裏付けられたのは初めて。
調査によると、寝る時間が1時間遅くなるごとに、発達に問題のある幼児の割合が約3倍ずつ増えたとのこと。一方、10時前に寝る場合、寝る時刻と発達に関連は見られなかった。また、総睡眠時間や昼寝の回数などと、発達との相関は見られなかった。
寝る時間が遅くなることが原因であり、昼寝をたくさんとってそう睡眠時間をとったところで変わらない、というのは興味深い研究である。夜中12時近くまで起きている子供を見ると「大丈夫か?」と思っていたが…「寝る子は育つ」とは、よくいったものである。
2009/04/28
2009/02/12
Saya's 薬学ニュース vol.75-日本初の再生医療製品が保険適応/処方薬、「飲み切らない」が7割強/「リレンザ」を処方の高2男子が転落死
<Today's news>
1. 自家培養表皮「ジェイス」が保険収載 ヒトの細胞・組織を利用した日本初の再生医療製品
2. 処方薬、「飲み切らない」が7割強
3. インフルエンザ治療薬「リレンザ」を処方の高2男子が転落死
自家培養表皮「ジェイス」が保険収載 ヒトの細胞・組織を利用した日本初の再生医療製品
2009年1月21日-m3.com 提供:Japan Medicine(じほう) ※m3.com閲覧には会員登録が必要です
[要約&コメント]
自家培養表皮「ジェイス」*が1月から保険収載された。ジェイスは、ヒトの細胞・組織を利用した日本初の再生医療製品で、重症熱傷患者に使用できる。自家培養表皮治療に対する公的な保険の適用は、世界でも初めてという。同製品により、自家培養表皮の広範囲な移植が可能となり、これまで救命できなかった広範囲重症熱傷患者*を救命できる可能性があると期待されている。
*「ジェイス」
患者から採取した皮膚組織の細胞を培養して作製する表皮シートのこと。
*ジェイスの適応となるII度・III度の熱傷創が30%以上の患者は、年間約900人発生し、このうち約500人は死亡している。
熱傷創が40%を超えると、死亡する確率はかなり高くなるとのこと。その中で熱傷創90%の患者が新たな治療により一命を取り留める、という事実には正直驚いた。再生医療の是非は賛否両論であると思うが、人間らしく生きるための助けになるものであれば、このように存在してもよいように感じさせられる記事である。
処方薬、「飲み切らない」が7割強
2009/01/21 17:41-キャリアブレイン
[要約&コメント]
処方された薬を最後まで飲み切らずに余らせてしまう人の割合が全体の7割強(よくある」が23.2%、「たまにある」が49.8%)に上ることがわかった。また、処方薬を飲み忘れることがあるかとの質問では、「よくある」「たまにある」と答えた人の割合が全体の71.5%となり、飲み忘れの多い時間帯は、「昼」が53.6%で最多だった。
医師の指示を守って薬を正しく服用しているかとの質問には、全体の79.7%が「良好だと思う」と回答。
抗生物質・抗菌薬を処方されたことのある人に対し、服用を途中でやめたことがあるかと尋ねたところ、4割の人が「ある」と答えた。
昼の飲み忘れは、外出していたり、知り合いの目の前で服用したくないと感じている人が多いのではないだろうか。勤務時代素直に打ち明けてくれる人が多かった気がする。抗生物質や抗菌薬の処方が出た場合、飲みきるようにという説明は当り前のようにしてきたが、実行できていない人たちがこれだけいるとは。途中でやめるとなぜいけないのか、という理由をしっかり患者が把握できていないためではないだろうか。薬剤師の説明不足も要因になっているように感じる。
インフルエンザ治療薬「リレンザ」を処方の高2男子が転落死
2009.1.29 23:30-産経新聞
[要約&コメント]
厚生労働省は29日、インフルエンザにかかり、治療薬「リレンザ*」を処方された長野県松本市の高校2年の男子(17)が27日、自宅ベランダから転落して死亡したことを明らかにした。処方されたリレンザを服用したかどうかは不明。
*リレンザ
一般名:ザナミビル
薬効・薬理:A型,B型インフルエンザ感染症治療薬
副作用:頭痛,下痢,かすれ声,失神,ショックなど
タミフル耐性インフルエンザの出現により、リレンザが再び注目されるようになった。異常行動とタミフルの因果関係について、去年ニュースにも多々取り上げられていたが、タミフルによる服用と、インフルエンザそのものによる脳症によるものとの区別がまだついていないように感じる。
1. 自家培養表皮「ジェイス」が保険収載 ヒトの細胞・組織を利用した日本初の再生医療製品
2. 処方薬、「飲み切らない」が7割強
3. インフルエンザ治療薬「リレンザ」を処方の高2男子が転落死
自家培養表皮「ジェイス」が保険収載 ヒトの細胞・組織を利用した日本初の再生医療製品
2009年1月21日-m3.com 提供:Japan Medicine(じほう) ※m3.com閲覧には会員登録が必要です
[要約&コメント]
自家培養表皮「ジェイス」*が1月から保険収載された。ジェイスは、ヒトの細胞・組織を利用した日本初の再生医療製品で、重症熱傷患者に使用できる。自家培養表皮治療に対する公的な保険の適用は、世界でも初めてという。同製品により、自家培養表皮の広範囲な移植が可能となり、これまで救命できなかった広範囲重症熱傷患者*を救命できる可能性があると期待されている。
*「ジェイス」
患者から採取した皮膚組織の細胞を培養して作製する表皮シートのこと。
*ジェイスの適応となるII度・III度の熱傷創が30%以上の患者は、年間約900人発生し、このうち約500人は死亡している。
熱傷創が40%を超えると、死亡する確率はかなり高くなるとのこと。その中で熱傷創90%の患者が新たな治療により一命を取り留める、という事実には正直驚いた。再生医療の是非は賛否両論であると思うが、人間らしく生きるための助けになるものであれば、このように存在してもよいように感じさせられる記事である。
処方薬、「飲み切らない」が7割強
2009/01/21 17:41-キャリアブレイン
[要約&コメント]
処方された薬を最後まで飲み切らずに余らせてしまう人の割合が全体の7割強(よくある」が23.2%、「たまにある」が49.8%)に上ることがわかった。また、処方薬を飲み忘れることがあるかとの質問では、「よくある」「たまにある」と答えた人の割合が全体の71.5%となり、飲み忘れの多い時間帯は、「昼」が53.6%で最多だった。
医師の指示を守って薬を正しく服用しているかとの質問には、全体の79.7%が「良好だと思う」と回答。
抗生物質・抗菌薬を処方されたことのある人に対し、服用を途中でやめたことがあるかと尋ねたところ、4割の人が「ある」と答えた。
昼の飲み忘れは、外出していたり、知り合いの目の前で服用したくないと感じている人が多いのではないだろうか。勤務時代素直に打ち明けてくれる人が多かった気がする。抗生物質や抗菌薬の処方が出た場合、飲みきるようにという説明は当り前のようにしてきたが、実行できていない人たちがこれだけいるとは。途中でやめるとなぜいけないのか、という理由をしっかり患者が把握できていないためではないだろうか。薬剤師の説明不足も要因になっているように感じる。
インフルエンザ治療薬「リレンザ」を処方の高2男子が転落死
2009.1.29 23:30-産経新聞
[要約&コメント]
厚生労働省は29日、インフルエンザにかかり、治療薬「リレンザ*」を処方された長野県松本市の高校2年の男子(17)が27日、自宅ベランダから転落して死亡したことを明らかにした。処方されたリレンザを服用したかどうかは不明。
*リレンザ
一般名:ザナミビル
薬効・薬理:A型,B型インフルエンザ感染症治療薬
副作用:頭痛,下痢,かすれ声,失神,ショックなど
タミフル耐性インフルエンザの出現により、リレンザが再び注目されるようになった。異常行動とタミフルの因果関係について、去年ニュースにも多々取り上げられていたが、タミフルによる服用と、インフルエンザそのものによる脳症によるものとの区別がまだついていないように感じる。
2008/11/19
Saya's 薬学ニュース vol.11-糖尿病医療連携「継続的努力が必要」/レセプトオンライン請求の完全義務化、個別の判断は適当でない/HIV新規感染者が過去最多
最近栄養に興味が出てきたこともあり、NR(Nutritional Representative:栄養情報担当者)認定の資格について調べてみた。
2005年から開始されたもので、まだ多くの人が持っている資格ではない(約1,900名)。しかし、生活習慣病の罹患率が増加していることから、多くの人が"栄養"や"健康"に興味を持っているのは確かである。薬局でも、「最近TVで○○が△△に効くっていうのを観たんだけど…」という話を患者さんから耳にする薬剤師も多いのではないだろうか。ドラッグストア勤務の薬剤師に聞いたところ、"栄養"に関する質問は日常茶飯事であるとのこと。NRの資格勉強によって得た知識は、日々の勤務で有効に利用できるとの事だ。
どうやら、多くの会社で通信教育が可能のようであるし、これは一つ、挑戦してみる価値がありそうだ♪
薬剤師も、積極的に生活習慣病の予防や治療にあらゆる方面(薬だけでなく)から関わっていきたいものです。そんな風に思っている薬剤師も多いのでは?
興味のある人は以下のサイトへ☆
独立行政法人 国立健康・栄養研究所(http://www.nih.go.jp/eiken/index.html )
糖尿病医療連携「継続的努力が必要」
2008/11/11 14:55-キャリアブレイン
[要訳&コメント]
「東京都糖尿病医療連携講演会―地域での取り組み事例から学ぶ」で行われたディスカッションでは、今後、都内全域に拡大される糖尿病医療連携の課題について意見交換が行われた。以下、参加医師たちによる意見。
「数年ではうまくいかないと思う。少なくとも10年スパンで考える必要があり、継続的に努力する組織が必要」
「日常の予防や、早期発見などについてボトムアップする」
「合併症が進んできた患者に対し、さらに高度な医療を提供する」
「合併症が進んだ患者については、個別の対応になり、主治医と紹介先の医師との関係が大事になってくるので、普段から顔を合わせてしっかりと連携を取っていくことが必要になる」
この中で目にとまった意見がこれ。「糖尿病患者が多いので、医師だけではなく、コメディカルといかに力を合わせていくかが、医療連携を推進する一つのカギになるのではないか」
医師が、他の医療従事者達との連携により、糖尿病医療を克服していく考えを示したことはとても興味深い。さて、これに薬剤師が含まれているかどうかは定かではないが、含まれているとしたらそれはいったいどういった内容であろうか。
・薬のコンプライアンス?
・副作用の有無の確認?
そんなことは、他の疾患でも行っている内容である。では、糖尿病だからこそ協力し合える、薬剤師の役割とは?この答えを見出し、実行することが出来れば、"コメディカル"に参加する切符を得られるのではないだろうか。
レセプトオンライン請求の完全義務化、個別の判断は適当でない 厚労省答弁
2008/11/14 00:0-厚生政策情報センター
[要訳&コメント]
厚生労働省は、診療報酬のオンライン請求の完全義務化に関する質問に対する答弁書を公表した。H20年5月分の診療分について集計したところ、現在は以下のような状況だという。(社会保険診療報酬支払基金による集計結果)
〈オンライン請求を行った施設〉
医科病院:8708施設、医科診療所:7万5902施設、薬局:4万7060施設
〈オンラインでない方法で請求を行った施設〉
医科病院:123施設、医科診療所:1万2726施設、薬局:4558施設
また、アンケートを行ったところ、「実際にオンライン請求を行っている保険医療機関等の約6割が職員の業務負荷の軽減につながり、3割が病院経営の改善につながった」と回答していることから、個別の判断にゆだねず、すべての保険医療機関等がオンライン請求の対象とするよう答弁した。
オンライン請求への移行により、医療事務職員の業務負荷が軽減することに関しては、実際目にしていることから納得できる。このアンケート調査で、逆にオンライン請求による不都合点なども指摘されているはずであり、その点に関して、にオンライン請求義務化にする前に解決していただきたいものである。
HIV新規感染者が過去最多 感染・患者累計、初めて1万5000人超す
2008.11.19 18:38-産経新聞
[要訳&コメント]
今年7月~9月に新たに報告された国内のエイズウイルス(HIV)感染者数は294人で、4半期ベースで過去最多を更新したと発表した。今期で、昭和60年の報告開始以降、初めて感染者・患者数が1万5000人(薬害患者除く)を突破した。 新規のエイズ患者数は119人で、過去2番目に多かった。
そのうち、男性は282人(96%)と大半を占める。感染経路別では同性間性的接触が211人と最多で、ほとんどが男性だった。次いで異性間性的接触が54人となった。年齢別では30代が116人と最も多く、20代が83人と続いたが、40代以上の増加が目立った。
アメリカでも、エイズの感染は同性愛者によるものが多く、差別を受けてきた形になっているが、日本でもこれほどの割合で男性が多いのは個人的にも驚いた。ほとんどが異性間性的接触によるものと勘違いしていた私は、ある意味ショックな記事であった。だからといって(個人的に同性愛者を自然と受け入れている私にとっては)同性愛者を差別する気は全くないが、エイズ感染により互いに辛い未来を歩むことになるよりは、しっかりと検査を受けた上で愛を育んでほしい、と思わずにはいられない。
おまけ…エイズ(AIDS)
性やHIV、喫煙や薬物乱用 専門医の言葉に説得力 健康教育充実へ学校と連携
2008.9.24 07:47-産経新聞
[要訳&コメント]
性の問題や心の悩み、喫煙や薬物乱用など子供たちのさまざまな健康問題に対応しようと、専門医が学校に出向いて児童生徒向けの講演や教職員対象の研修を行うなど、学校と専門医が連携して健康教育を充実させる取り組みが進んでいる。以下の内容を始めて聞く学生たちは多いという。
・先進国では減少している新規患者数が、日本だけは増加が続いていること。
・かつては必ず死に至る病とされたが、複数の薬を組み合わせて使う多剤併用療法の開発によって、病気の進行が食い止められるようになり、いまでは慢性疾患の1つになったこと。
・とはいえ、薬をずっと飲み続けなければならず、1人の生涯治療費は約1億円かかること…。
・HIVの感染経路は性行為、輸血などの血液媒介、母子感染の3通りであり、握手をしたり、一緒にご飯を食べたり、蚊に刺されたり、咳(せき)やくしゃみなどでは感染しないこと。
・クラミジアなどの性感染症に感染しているとHIVに感染しやすくなること。
日本でのエイズ感染に関しては、"無知"による感染拡大が大きな要因と考えている。しかし、これらの内容を、若い世代(10代、20代)が知っているだけでも、今後自分の身の守り方、性行為に対する考え方なども少しずつ変わってくるのではないだろうか。単純なことであるが、今までなされなかったことにより、今の現状がある。気づいたとき対策を講じれば、まだ遅くはない。このような動きが全国で起こることを願って…
2005年から開始されたもので、まだ多くの人が持っている資格ではない(約1,900名)。しかし、生活習慣病の罹患率が増加していることから、多くの人が"栄養"や"健康"に興味を持っているのは確かである。薬局でも、「最近TVで○○が△△に効くっていうのを観たんだけど…」という話を患者さんから耳にする薬剤師も多いのではないだろうか。ドラッグストア勤務の薬剤師に聞いたところ、"栄養"に関する質問は日常茶飯事であるとのこと。NRの資格勉強によって得た知識は、日々の勤務で有効に利用できるとの事だ。
どうやら、多くの会社で通信教育が可能のようであるし、これは一つ、挑戦してみる価値がありそうだ♪
薬剤師も、積極的に生活習慣病の予防や治療にあらゆる方面(薬だけでなく)から関わっていきたいものです。そんな風に思っている薬剤師も多いのでは?
興味のある人は以下のサイトへ☆
独立行政法人 国立健康・栄養研究所(http://www.nih.go.jp/eiken/index.html )
糖尿病医療連携「継続的努力が必要」
2008/11/11 14:55-キャリアブレイン
[要訳&コメント]
「東京都糖尿病医療連携講演会―地域での取り組み事例から学ぶ」で行われたディスカッションでは、今後、都内全域に拡大される糖尿病医療連携の課題について意見交換が行われた。以下、参加医師たちによる意見。
「数年ではうまくいかないと思う。少なくとも10年スパンで考える必要があり、継続的に努力する組織が必要」
「日常の予防や、早期発見などについてボトムアップする」
「合併症が進んできた患者に対し、さらに高度な医療を提供する」
「合併症が進んだ患者については、個別の対応になり、主治医と紹介先の医師との関係が大事になってくるので、普段から顔を合わせてしっかりと連携を取っていくことが必要になる」
この中で目にとまった意見がこれ。「糖尿病患者が多いので、医師だけではなく、コメディカルといかに力を合わせていくかが、医療連携を推進する一つのカギになるのではないか」
医師が、他の医療従事者達との連携により、糖尿病医療を克服していく考えを示したことはとても興味深い。さて、これに薬剤師が含まれているかどうかは定かではないが、含まれているとしたらそれはいったいどういった内容であろうか。
・薬のコンプライアンス?
・副作用の有無の確認?
そんなことは、他の疾患でも行っている内容である。では、糖尿病だからこそ協力し合える、薬剤師の役割とは?この答えを見出し、実行することが出来れば、"コメディカル"に参加する切符を得られるのではないだろうか。
レセプトオンライン請求の完全義務化、個別の判断は適当でない 厚労省答弁
2008/11/14 00:0-厚生政策情報センター
[要訳&コメント]
厚生労働省は、診療報酬のオンライン請求の完全義務化に関する質問に対する答弁書を公表した。H20年5月分の診療分について集計したところ、現在は以下のような状況だという。(社会保険診療報酬支払基金による集計結果)
〈オンライン請求を行った施設〉
医科病院:8708施設、医科診療所:7万5902施設、薬局:4万7060施設
〈オンラインでない方法で請求を行った施設〉
医科病院:123施設、医科診療所:1万2726施設、薬局:4558施設
また、アンケートを行ったところ、「実際にオンライン請求を行っている保険医療機関等の約6割が職員の業務負荷の軽減につながり、3割が病院経営の改善につながった」と回答していることから、個別の判断にゆだねず、すべての保険医療機関等がオンライン請求の対象とするよう答弁した。
オンライン請求への移行により、医療事務職員の業務負荷が軽減することに関しては、実際目にしていることから納得できる。このアンケート調査で、逆にオンライン請求による不都合点なども指摘されているはずであり、その点に関して、にオンライン請求義務化にする前に解決していただきたいものである。
HIV新規感染者が過去最多 感染・患者累計、初めて1万5000人超す
2008.11.19 18:38-産経新聞
[要訳&コメント]
今年7月~9月に新たに報告された国内のエイズウイルス(HIV)感染者数は294人で、4半期ベースで過去最多を更新したと発表した。今期で、昭和60年の報告開始以降、初めて感染者・患者数が1万5000人(薬害患者除く)を突破した。 新規のエイズ患者数は119人で、過去2番目に多かった。
そのうち、男性は282人(96%)と大半を占める。感染経路別では同性間性的接触が211人と最多で、ほとんどが男性だった。次いで異性間性的接触が54人となった。年齢別では30代が116人と最も多く、20代が83人と続いたが、40代以上の増加が目立った。
アメリカでも、エイズの感染は同性愛者によるものが多く、差別を受けてきた形になっているが、日本でもこれほどの割合で男性が多いのは個人的にも驚いた。ほとんどが異性間性的接触によるものと勘違いしていた私は、ある意味ショックな記事であった。だからといって(個人的に同性愛者を自然と受け入れている私にとっては)同性愛者を差別する気は全くないが、エイズ感染により互いに辛い未来を歩むことになるよりは、しっかりと検査を受けた上で愛を育んでほしい、と思わずにはいられない。
おまけ…エイズ(AIDS)
性やHIV、喫煙や薬物乱用 専門医の言葉に説得力 健康教育充実へ学校と連携
2008.9.24 07:47-産経新聞
[要訳&コメント]
性の問題や心の悩み、喫煙や薬物乱用など子供たちのさまざまな健康問題に対応しようと、専門医が学校に出向いて児童生徒向けの講演や教職員対象の研修を行うなど、学校と専門医が連携して健康教育を充実させる取り組みが進んでいる。以下の内容を始めて聞く学生たちは多いという。
・先進国では減少している新規患者数が、日本だけは増加が続いていること。
・かつては必ず死に至る病とされたが、複数の薬を組み合わせて使う多剤併用療法の開発によって、病気の進行が食い止められるようになり、いまでは慢性疾患の1つになったこと。
・とはいえ、薬をずっと飲み続けなければならず、1人の生涯治療費は約1億円かかること…。
・HIVの感染経路は性行為、輸血などの血液媒介、母子感染の3通りであり、握手をしたり、一緒にご飯を食べたり、蚊に刺されたり、咳(せき)やくしゃみなどでは感染しないこと。
・クラミジアなどの性感染症に感染しているとHIVに感染しやすくなること。
日本でのエイズ感染に関しては、"無知"による感染拡大が大きな要因と考えている。しかし、これらの内容を、若い世代(10代、20代)が知っているだけでも、今後自分の身の守り方、性行為に対する考え方なども少しずつ変わってくるのではないだろうか。単純なことであるが、今までなされなかったことにより、今の現状がある。気づいたとき対策を講じれば、まだ遅くはない。このような動きが全国で起こることを願って…
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